失敗するから成功を認識できるんでしょうね。

良いか、悪いか、多分その判断基準は相対的なものなんだと思います。


今日は2つの授業がありました。Gクラスは今年に入ってから間違いなくベストの授業でした。
えげつなく良かった。

まだ、関係性が固まりきっていない1年生、渡り鳥的に移動する生徒も多かった。
それに加えて、その渡り鳥的な移動が『課題の進みが早い生徒(たち)』と『課題の進みが遅い生徒(たち)』の間で起こっていたのが、また、愛おしい。

実はこのクラス、前回授業の雰囲気はそこまで良くなく、若干不安を感じていました。
けど、色々な先生方が築いてきた歯車が少しずつ回ってきているのかなと感じる。

良かった。



で、終わればいいんですけどね、
反対に若干のモヤモヤが残る授業もありました。

Dクラス。選択授業だったのですが、自分が座席表を作っていなくて、なんとなくズルズルした滑り出し。

テスト分けて、採点の確認してもらって、語って。
なんとなく、強弱のつかない感じで流してしまった。

「このクラスはこんな感じにしてみようかな」とおぼろげな計画はあったし、
実際、初めて床に座る集団が出てきたり緩やかな雰囲気が広がっていました。
(これは、他の先生からの目もあるので違うスタイルでやってもらわないといけないかなって思っています。)


なんか、違う気がするかな、
1年間のおわりを想像したときに、もっと違う道筋がある気がする。


前者のクラスの語り、たぶんほぼ原文まま
違うことをやってるのも、全然進んでないのも、周りをチラホラ見渡しているのも、関係ない話をしてしてるのも、知ってます。
反対に、勇気を出して周りの人に話しかけたのも、一生懸命教科書とにらめっこしてるのも、周りを見渡して助けを求めている人のところに行ったのも、知ってます。

良いところも悪いところも全部踏まえて、僕はこのクラスに期待をしているし、信じています。


おわり。