教師を目指す僕がヒッチハイクをおすすめする理由
こんにちは!
稲葉です。『学び合い』を研究して、生徒の一生涯の幸せを目指しています。
今回は大学4年生で5回、ヒッチハイクをした自分が、教師を目指す人がヒッチハイクをした方がいい理由を書いていきます。
世界には多様な人がいることを学べる
僕はヒッチハイクで色々な人に乗せてもらいました。
教師を引退してたくさん山を登るお父さんから、朝帰りの女子大生、元ヤクザのお父さんから、めちゃめちゃセクシーなキャリアウーマンまで。
老若男女、およそ40組ほどに乗せていただきました。
その中でまず思うのが、多様な人がいるのです。
生まれた場所も、育った環境も、考え方も、生き方も。
僕は教師になるうえでこの経験は必ず生きると思います。
なぜか。
それは、子どもが歩む人生は一人ひとり違うから、
教師はその多様な子どもを幸せにする仕事だからです。
正直、大学院まで進学した僕には、
中卒で働いている人の気持ちが分かりません。
企業の社長になった人の気持ちはわかりません。
ヒッチハイクをする中で、普通に大学生活を過ごしていたら絶対に出会わなかった人たちと出会うことができました。
その中で、少なくとも、
自分が歩んできた人生や、自分が信じている哲学とは全く違う人がいることを知ります。
ヒッチハイクをするだけで、社会の全てが分かるかと言われれば、
そんなこともないと思います。
けど、確実に視野は広がります。
自分とは違う、多様な存在を認めることができるようになります。
「感謝すること」の意味を改めて知ることができる
皆さんは日ごろ感謝することはありますか?
僕は、「ありがとう」と言って、感謝することはあるけれど、
心の底から感謝することはあまりないように思います。
けど、ヒッチハイクでは、ドラマのような出来事が本当に起こります。
例えば、鳴門北インターで6時間半待った末に乗せてもらったり、青森のフェリーが出航する1分前について走って乗り込んだり、、、
そんな危機的な状況を救ってもらったときに心から感謝しました。
日常の生活ではめったに感じないレベルの感謝でした。
なんか、ヒッチハイクをしていると、
自分は一人で生きているわけではなくて色々な人にお世話になって生きているんだなぁ
、と改めて感じます。
恩は巡り廻るのです。
よくわからないコミュニケーション能力が身に付く。
ヒッチハイクで乗せてもらう人が絶対にしなければならないことは、
・感謝をすることと
・相手を楽しませること
だと思います。
相手をたのしませるためには何をしなければいけないのか、
それは、
相手の関心があることを聞き出す
or
相手に関心を持ってもらえることを話しまくる
ことだと思います。
ヒッチハイクをするときは自然と話し手の人と聞き手の人がきっぱりと別れるような気がします。
それは乗せてもらう人の性格もあると思うのですが、感覚的に始めて会った瞬間の雰囲気みたいなものだと思うんですよ。
ヒッチハイクあるあるだと思うんですけど、あれって、初めて会った瞬間にどっちが会話の主導権を握るのか、みたいな駆け引きありません?←
だから、友達と話す能力とか、上司と話す能力とか、セミナーとかで知らない人と話すとか、
そんな感じではなくて、もっと総合的なコミュニケーション能力が磨かれる、はずです…
ちなみに自分は学生の身分なので、移動費がかからないのも結構助かりますねー。
実際移動時間の目安はグーグルマップの所要時間の1.5倍くらいなので、意外と早く着きますし(クレイジーな田舎に行かなければ)
冬休みで帰省するときなんかはぜひぜひヒッチハイクをしてみてはいかがでしょうか!?
おわり。