未来の教育について考えたりするブログ

教育✖️ビジネス✖️哲学/高校で公民の教師になります/「世界を個別最適化されたあり方を創造する場にアップデート」するために頑張っています!/大学院でアクティブ・ラーニングを研究したり…山でギターを弾いたり旅をしたりしています🏫 /ブログを始めたばかりなので、たくさんの人に見てもらえるように頑張ります!😅

西川研究室のゼミ生が『学び合い』を研究してる3つの理由

こんにちは!

上越教育大学大学院M1の稲葉雅也です。再来年から高校で公民の先生になります。

大学院では『学び合い』を研究して、生徒の一生涯の幸せを目指しています。

学部時代からビジネスの世界と哲学の世界に興味があるので、色々な視点から教育のことを発信していきたいと思います。

 

『学び合い』とは、一人も見捨てない教育・社会を目指す教育の考え方です。

教師の仕事を目標の設定・環境の整備・評価を仕事とします。

具体的な授業の流れは、最初の5分は教師の語りで課題と目標を生徒に伝えます。活動時間の40分は子どもが自由に、友達と協力して課題の解決を目指します。最後の5分で学習の評価をします。

ざっとこんな感じなのですが、『学び合い』についてある程度知っている方が多数だと思うので、気になる人は『学び合い』についてまとまった資料や提唱者の西川純先生のホームページがあるのでそちらを参照してください!

http://file:///C:/Users/user/Downloads/%E3%80%8E%E5%AD%A6%E3%81%B3%E5%90%88%E3%81%84%E3%80%8F%E3%81%A8%E3%81%AF.pdf

jun24kawa.jimdo.com

 

自分は『学び合い』の考え方が将来、日本の教育の主流になると思います。

特に小学校と中学校等の義務教育段階では結構広まるのかな、と思っています。単純に学力の向上が見込まれるのもあるし、

多様性が高い集団を規則化して統治している今までの教育から、多様性を維持したままマネジメントしていくスタイルが求められるし、

社会の多くの人に必要とされる「人と関わり合う力」を育てるのも大切だし、、、。

少なくとも僕は現状のどの教育方法よりも「まし」だと思っています。

 

本題です!

今回はなぜ自分が上越教育大学にきて、『学び合い』を研究しているのかについて3つの視点から書いていきます。

 

1.感覚的にワクワクしたから。

一番最初が(一番大きな理由が)ワクワクというのはなんとも論理的ではない気がするのですが、『学び合い』を実践されている先生にも結構当てはまるのではないかと思います(笑)

そもそもにして、自分が教師を目指した理由は「人生を変える感動を生み出す仕事」「人を愛する仕事」という2つの軸があったからです。

よく言う就活の軸として言葉にしたのが「深い関係で、大きな価値を」という感じです。もともとはバリバリのサラリーマンになる予定だったのですがご縁と環境が巡りにめぐって教師になることになりました!

 

『学び合い』が自分にフィットしたのは、前者の影響が大きいです。

学部時代に進学する大学院を選ぶときに、多くの大学院の教授が今の生徒を幸せにすることを目指していると感じました。

けど、自分が目指すのは生徒の一生涯の幸せです。

 

一生涯の幸せという軸で考えた時に『学び合い』とキャリア教育のどちらを研究するのか悩んだのですが、

最終的に西川先生と面談をしたときにめちゃめちゃカッコイイじゃん!

と思い、『学び合い』の研究をすることに決めました。

結局、最後は論理ではなく、感覚でしたね。

キャリアの選択においては直観とか何となくワクワクするとか、そういうのが結構大切だと思うんですよね!(笑)

それに加えて、まだ誰も見たことがない未来の世界を考えていることもワクワクにつながりました。『2030年教師の仕事はこう変わる』っていう本がすごく象徴的だと思うのですが、西川先生は未来のことを考えて『学び合い』をデザインしています。西川先生に質問すると結構未来のことを話してくれます。例えば、教師の終身雇用制が終わるとか公立学校はどんどん少なくなっていってフリースクールみたいな文部科学省の管轄ではない学校がどんどん増えるとか、挙げるときりがないです。

自分はこんな感じの未来から逆算していく考え方にもとっても共感しました

ちなみに今の自分は『学び合い』より一つ先の2035年以降の世界と教育を考えてにやにやしています…(笑)。この点についてはもう少し自分がビックになってから少しづつ発信していきます…(笑)

 

2.『学び合い』は「doing」だけではなく、「being」も重視しているから。

doingというのはやり方や方法、教育でいえば成績の向上や生徒の満足度。

beingというのはあり方やふるまい方、教育でいえば一人ひとりが個性を持って多様な人と協働する姿勢などです。

自分は学部時代に西川先生の著書などを読んだ時に最初にdoingを育てるための教育として『学び合い』を認識していました。もちろん、『学び合い』は客観的に考えても効果的で、特に子ども同士の人間関係においては劇的な改善があります。

けど、大学院の入学前に西川先生とお話した時に最も印象に残ったのは、『学び合い』はbeingを大切にする教育だということです。

『学び合い』の最初と最後の語りでは大きく分けて2つのメッセージを子どもたちに伝えます。1つは学習活動において求める結果とその評価。2つ目は教師のビジョンと学習の過程に対するフィードバックです。

前者はdoingに対する教師の想いを伝える場で後者はbeingに対する教師の想いを伝える場です。

自分が知り得る教育の学問分野において『学び合い』ほどにdoingとbeingの両方を重視しているものはありません。

だって、普通に授業していて「将来仕事をする時には必ずチームで動かなければいけない。困ってる時に助けてとか、仕事が早く終わったときに何か手伝えることはある、って聞けることがチームで働くときに大切だよね。それは授業でも同じことでお互いに助け合いながらクラスっていうチームで最高の結果を残さないと。そのために、自分はどんなことするべきだろうって考え続けることが大切なんだよ。」なんて言います!?

見事にdoingとbeingがまじりあってますよ!?

自分は生徒の一生涯の幸せを本気で願うのなら、doingとbeingの両方と向き合ってしっかり考えていかなければいけないと感じていたので、ますます『学び合い』に魅かれていきました。

 

3.『学び合い』が生物学や経営学とか様々な学問に根差して未来に適応する考え方だったから。

今の自分が『学び合い』に対する考えを一言で表すなら、

とってもネイチャーだね

です(笑)

人間は社会性動物です。

アリストテレスさんも「人間は社会的動物である」って言ってましたし、生物学や人類の歴史に関する本を読んでも、これは間違いないと思います。

だとしたら、学習者同士がコミュニケーションをとりながら学ぶ姿って、まさしくネイチャーですよね!?

ラーニングピラミッドとかが有名ですが、数字のデータでも話し合った方が学習内容が理解できるって言われていますし。

机に座って、黙って教師の話を聞いているなんて、不自然極まりないです。工場で文句を言わないロボットみたいな人を作ろうとしていた時代には最適だったかもしれないですが、今の時代でこんな授業をやるなんてありえない!と個人的には思っています。

個人的にはですよ。多様であって全然いいんですよ(・_・;)

これから、これからの時代(いわゆるシンギュラリティまで)は情報を仲間と組み合わせて新しいものを創る時代になると思います。そんな未来の時代を生きる子どもたちに合わせたやり方が『学び合い』だと思っています。

奈良市立一条高校校長の藤原和博さんの「たった一度の人生を変える勉強をしよう」という動画が的確にこのようなことを言っているので、貼っときます―

globis.jp

いや、ほんとはもっともっと学問的なエビデンスがあるんですよ!

けど、すぐには思い出せないので、詳しいことは本を読んでください…(._.)

 

そんな感じで僕は『学び合い』を研究しているのです!!!

 

おわり。